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糖尿病

糖尿病とめまい・立ちくらみ

 めまいや耳鳴り、難聴は全身性の病気で起こることもあります。 その代表例が糖尿病です。

 糖尿病の初期では、血糖値の上昇(高血糖)以外に、目立った症状は現われませんが、高血糖状態を長年放置しておくと、口渇や多尿、倦怠感、体重減少などの症状がみられるようになります。

 さらに進行すると、ソルビトールと呼ばれる毒性のある物質が細小血管や神経細胞内に蓄積されるようになり、末梢血管や末梢神経が侵されていきます。 その結果網膜症、腎症、神経障害といった合併症を引き起こすのです。

 これらの合併症の中でも、神経障害は最も発症率が高く、比較的早期から症状が現われるのが特徴です。 代表的な神経障害には末梢神経障害や自律神経障害がありますが、めまいや立ちくらみの原因となるのは自律神経障害で、心拍や血圧のコントロールに支障をきたし、起立性低血圧(立ち上がったときに起こる立ちくらみ)が起きやすくなります。

耳鳴り・難聴・めまいと糖尿病の治療

 糖尿病の持病のある人に耳鳴り・難病・めまいなどの症状が現われたときには、まず主治医によく診察してもらい、症状の原因が糖尿病にあるのか、耳や脳の異常によるものなのかを慎重に鑑別してもらう必要があります。

 糖尿病が直接の原因ではないケースも考えられ、その場合は耳鼻咽喉科や脳神経外科など治療に適した診療科を紹介してもらいましょう。

 耳鳴り・難聴・めまいが糖尿病神経障害によるものだった場合は、基本的には主治医の下で治療を受けます。 これらの症状を改善する目的で、末梢神経拡張薬・血流改善薬、自律神経調整薬などを中心とした薬物療法が行われるのがふつうです。

 しかし、薬物療法や生活動作の配慮(急に立ち上がったりしない、長風呂を避けるなど)によって、症状の一部は改善されはするのですが、あくまでこれは対症療法に過ぎず、おおもとの原因となっている高血糖を改善しなければ、神経障害は悪化の一途をたどることになるのです。

 耳鳴り・難聴・めまいなどを含む糖尿病神経障害は、糖尿病と診断されてから、適切な治療を行わずに20年経過すると、9割の人に発症する非常に頻度の高い病気です。 神経障害の症状が出現する前に、できるだけ早期に血糖値のコントロールを開始し、神経障害を引き起こさないようにすることが何よりも大切だといえるでしょう。

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